田舎だより 2017年3月号

暑さ寒さも彼岸まで、と昔から言われて来ましたが、寒かった季節も3月に入ると温かい日の方が多くなり、庭先にある池の氷もだんだん溶けて鯉の動きも目立つようになりました。

そして、3月になりますと、いよいよ農作業が始まりまして、種籾の準備や田んぼへの施肥の準備をはじめます。今回の写真はその現物です。

最初の写真は種籾です。ほとんどの農家の種籾は消毒済みの種籾を使っていますが、わたしの家では消毒をしない、未消毒の種籾を使います。消毒済みの種籾は簡単に種蒔きが出来ますが、それでは無農薬米にはなりませんので、わたしは毎年未消毒の種籾を買って、手間ひま掛けて頑張っています。

そしてこの写真はミネグリーンと言う資材で、田んぼの土壌を改良するための資材で化学肥料などではなくて、貝化石などとも言われていますが、古代の海の物でミネラル成分が沢山含んだ資材であります。この資材を使い始めてから、わたしのコシヒカリ米が美味しくなりましたし、野菜が美味しくなったので毎年欠かさず使い続けてきています。

三番目の写真は、大豆です、これはだんだん化学肥料を少なくして有機米を作るために使っています。もちろんコストは高くつくわけですが有機米を作りたいための努力で田んぼには毎年使い続けています。

さて、作物作りの準備は各農家とも始められていますが、心配なのは、何よりもこれからの天候です。今年の冬は余りにも雪が少なくて水不足が心配になって来ています。

次の写真は、親戚の初節句を迎えられた子供の元気なようすです。(サイト管理者より:ウェブ版では写真は割愛させていただきました)

こんにち農村では、こうした子供の姿などほとんど見られなくなってしまいました。親戚の家の中で元気に歩きまわる子供を見たとき、思わず一句浮かびました。

初節句よちよち歩きの幼にも未来を担う力が現わる

しかし最近、小学校に通う子供達も毎年少なくなって来る様子に出会う時、心配ばかりが募る思いでなりません。

 

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