11月23日、白河市東多目的研修センターにて当プロジェクト主催の「新そば交流会」を開催しました。
野出島プロジェクトで栽培した新そば十割の手打ちそばをみなさんに楽しんでいただく、当プロジェクトとして最も気合が入る恒例イベントです。
この日は朝6時から、当プロジェクトのそば打ち隊がそば打ちにとりかかります。
短時間で大量のそばを用意するため、となり村の表郷と泉崎から、4人のそば打ち名人が助っ人として参加してくれました。さすが仕事が速いです!
この日は昼前からの雨にもかかわらず、たくさんのお客様に来場いただき、もりそばに「野出島のなたね油」で揚げた天ぷらと郷土料理をつけたお膳を召し上がっていただきました。
ステージでは、野出島地域おなじみの大正琴アンサンブルの演奏。
会場はそばのおかわりに行列ができる盛況で、そば打ち隊はお昼過ぎまでかけて500人前余りのそばを提供することができました。女性メンバー中心で担当した、天ぷらと郷土料理の用意、配膳・後片付けも大忙しでした。ラクラスしらかわの方々ほかお手伝いいただいた皆さん、どうもありがとうございました!
次に、当プロジェクトの鈴木会長から一言おねがいします!(な)
今年の新ソバ会は、雨にも関わらず予定以外の方も沢山きていただきまして、大成功だったと思います。これは野出島の新ソバが美味しいと言うことが一番ですが、それとプロジェクト会員の皆さんの熱意の賜物であります。深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
昔の人たちの話に、「家族は子勢では食われないが、大勢なら食われる」とよく言われた言葉があります。私がこの言葉を聞いたときは、子勢の方が楽な暮らしが出来るのではないかと思いましたが、今日までのプロジェクトの活動を通じて、その言葉の意味が良くわかりました。プロジェクトの活動をはじめたとき最初はどうなるのかと大変心配も多かったのですが、会員が増えてくると、いろいろな知恵が出されて、助け合いの絆がつよくなり心配していたことも何なりと成功させて、会員の人たちがみんな前向きに楽しんで取り組んでいる姿を見るにつけて、これが昔の人たちが言われていた言葉の大切な意味であることを改めて感心させられています。
みなさん、これからは、インターネットの時代です。野出島には、ソバを始め、ナタネ油、エゴマ油、うどんや雑穀など、こんにち都会の消費者が求めている優れた産品が沢山あるわけですから、これらの事をネットで発信して行けば、今までになかった人たちとの交流も深まるし、野出島地域の活性化に大いに期待が出来るだろうと思います。これからも皆で頑張ってゆきましょう。 鈴木勝美