田舎だより 2016年8月号

 7月から8月にかけて雨が少なく好天が続いたため田んぼの稲はお盆のころから大きな稲穂が一斉に出ました。今年もお米が沢山獲れることでしょう。写真の田んぼは秋のお彼岸が過ぎるころには、一面が黄金色になることでしょう。

 日本と言う国はどこへ行っても、それぞれの川沿いに沿ってこうした田んぼが広がっています、こうした人々の心が癒される美しい農村風景は日本の誇りでもあると思います。ところがこうした美しい風景が山間のほうから荒れ地が広がり始めています。大変残念でなりません。この先、日本の農業がそして食糧がどうなって行くのか非常に心配です。

 さて、今年のオリンピックで日本選手の活躍が大変目立っているようです。メダルの数も多く獲得されて、私たちも大変に励まされ勇気付けられているところであります。

  ところで、メダル受賞者へのインタビュゥの中で、一番力になったのは何ですかと言う質問の時に、ご飯が力になりました、と答えられた選手が居りました。先祖代々お米を作って来ている私たち米作り農家にとってこの上ない感動を覚えました。そして私たちが作っている、このご飯の力がもっともっと多くの選手たちに関心がもたれ広がる事を願うばかりです。

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 今度はわたし事になりますが、わたしの毎日の食事ですが、一日三度の食事に、ご飯と味噌汁は欠かしたことがありません。それに朝は納豆、夜は豆腐を加えて自家野菜をたっぷり食べています。その結果なのかどうかは分かりませんが、白河市で行う健康検診の結果は検診の正常値をはみ出すような値は一つもありませんでした。係のお医者さんも驚く程でした。わたしは自分にこうした結果が表れるのも毎日欠かさず食べている、ご飯やみそ汁と野菜の力ではないかと思っているところです。

 こうした中で私が今一番気になっていることは、日本の伝統食である和食について余りにもマスコミなどでの報道や取扱が少ない事です。それにテレビなどの報道を見ているとサプリメントのコマーシャルの多い事に驚いています。わたしがかかりつけのお医者さんにサプリメントで人の健康が維持されるのかどうか尋ねてみたら、先生は、否定は出来ないが抗酸化の高い食べ物をしっかり食べる事の方が大切な事です、と答えられました。

 ところで、抗酸化の高い食べ物を調べてみたら、ニンニク、ニンジン、キャベツなど野菜をはじめ、大豆やキビや粟など雑穀類がありました、米は黒米(古代米)や玄米でした。

 

*管理者の都合により掲載が遅れてしまいました。おわびいたします。

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