田舎だより 2021年12月号

今年は生産者米価が安くされてしまって農家にとっては最悪の年だったようです。私の家では皆さん方には、いつもの値段で買っていただいて居りますので大変に助かっています。こころから厚く感謝いたしております。

 

さて、今回は私の地域について、いろいろ紹介させていただきます。まず私の家ですが写真のように田んぼの真ん中で日々暮らしています。朝から晩まで日が差し込んでいますので健康上大変に恵まれているのではないかと思っています。そして西の方には冬になると那須山連峰が清々しく望めて田舎暮らしの環境としては大変に良い里だと思ってくらしているところです。

 

 

そして近くには、きつねうち温泉がありまして、雨が降って農家の仕事が出来ないときは、わたしは、ほとんどこの温泉に通って体を癒しています。わたしの健康法の一つでもあるし、年老いての何よりもの楽しみであります。この温泉は白河市が関わって経営されていますので、入場料は700円で一日利用出来ますし、食事もできますのでお友達との交流の場として地域の人たちには大変喜ばれて毎日にぎわっています。

 

 

ところで、わたしの里の産物はお米が主流ですが、果物も沢山生産されています。夏には、桃から始まって梨や、ブドウ、そして、りんごと地域にある産直所をにぎわしています。わたしの家でも昔はブドウやりんごなど果物作りを沢山やっていましたが、果物作りは手間暇がかかって大変なので止めて全部田んぼにして米作りに専念している次第です。

 

 

次に地域の宝物と言われて、最近急に、見物客が多くなっている、狛犬について紹介します。右の写真ですが、この狛犬は、わたしの近くの鹿嶋神社の境内に飾られているものなので、今のように優れた道具が全く無かった明治時代に鑿一丁で、一つの石に創作されたものとして、その匠の技と芸術性の高いことが高く評価されて、テレビや新聞でも度々報道されるようになりました。日本の宝物としてもその感心が広がって来ているようです。
来年も良いお年をお迎え下さいますよう。

 

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