田舎だより 2023年6月号

5月の中ごろに田んぼに植えられた幼い苗は6月の梅雨に入るとどんどん成長を始めます。だから稲は梅雨の子とも言われています。そして6月の末の頃になりますと一株当たり3本位しか植えなかった幼い苗が30本ほどに成長します。この間の田んぼの水管理が私の仕事ですが、カエルの鳴き声を聞きながら日に日に変わる青田を眺めながら暮らしているのが、わたしの楽しみでもあります。

また、この季節は夏野菜たちの成長期でもあり出番でもあります、昨年初めて行った野菜セットが、みなさんに大変喜ばれましたようなので妻は今年も張り切って何種類もの自家野菜を育てて居ます。今年もタマネギとキャベツは食べ始めました、6月の20日頃になるとキュウリやナス、トマトなどが出来始まります。野菜は血液を綺麗にするとか言われていますから沢山食べられますようお勧めです。それに私の作る米も野菜にしてもミネラルを沢山含んだ有機物資材のミネグリーンを沢山使って育てていますので柔らかく甘みがあると言われています。わたしは毎日晩酌を欠かしたことは無くそれが楽しみで生きているようなものですが、その際妻が作る野菜の料理を沢山食べています。こうした毎日の食生活の成果なのか年に3回ほどやる血液検査の結果はいずれの項目も標準値ぴったりで、この歳になっても悪い数値が出たことがありません。かかり付けの先生にはいつも感心されています。これも毎日幾種類もの野菜料理をたべている野菜の力ではないかと思っているところです。

さて、今年の5月の連休は、どこの観光地も多くの人たちで賑わったようでしたが、私の家でも姉妹の家族が孫たちを連れて来られて大変な賑わいでした。写真はその時のバーべェーキュウで久々にみんなが楽しんでいる風景です。都会に巣立った姉妹たちが子供や孫たちまで一緒に来て生まれ故郷でこのように楽しんでいただくことは迎える側としても嬉しい思いでありました。

(管理者注:ウェブ記事では鈴木さんご家族の写真は割愛しました)

また、都会に住んでいる人たちにとって故郷があると言うことは生活の上でも力強さがあるようです。わたしの作る米を食べて下さっているみなさんも、良かったら、わたしの田舎を第二の故郷のように思ってもらえればと、いつも思っているところです。

ところで、私の住む白河市では、将来田舎暮らしをして見たいと考えている人たちのために立派な古民家を利用して、田舎暮らしを試してもらうための制度を作って都会の人たちに田舎暮らしの良さを試してもらっています。家族何人泊まっても一泊千円ですので機会が良かったら利用してみてください。また私の地域では源氏ホタルが沢山出るので、ホタル祭りが今月の24日に開催されます。暗闇に賑うホタルの光りはとても幻想的です。

今年の野菜が本格的に出来るのは6月の20日ごろからになります。昨年のような手順でやりたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

 

 

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