田舎だより 2023年2月号

朝起きてみると家のまわりの畑や田んぼは毎朝、霜に覆われて真っ白な日が続いておりますが、日が少し延びて日差しも強くなり何となく春の近付きを感じる今日この頃となりました。庭先には、フキノトウが芽を出し、福寿草も花びらを出し始めてきました。寒さなお残る中でもいよいよ万物が動き出す季節は間近です。

 

 

農家に於いても野菜の種まきがはじまります。先ず一番先に蒔く野菜は、ネギのタネです。春早く蒔くネギは、固く丈夫に育つからです。そしてブロックリーやホウレンソウ。ナスやトマトなど次から次へとハウスの中で苗が育てられて行きます。5月になって朝霜が降り無くなる頃に野菜畑に植えられることになっています。妻の計らいで、今年も昨年と同じように沢山の野菜が出来そうです。

さて、野菜の力についてその大切さを一生懸命解説している先生が居ります。薬剤師でもあります、橋本紀代子先生です、野菜は人体にとって薬だとも解説しています。とくに太陽の光を沢山浴びて育った野菜は体の免疫力を高めることで丈夫な体を作るためには欠かせない食べ物であるとも言っています。(ネットの野菜の力より)

 

 

ところで、わたしの体験話ですが、先般嫁さんに言われて係り付けの先生に頼んで抗体検査をやってみました。コロナに対する抗体は14万テ、と数字が出ました。良い事なのか悪い事なのか先生に聞きましたら、コロナに対しての免疫力は十分あります、と言うことでした。それと血液検査の結果はやっぱり各項目とも標準値ぴったりでした。息子にこの数値を報告したら高齢者にとっては、すごい事だと言われました。

私としては少し健康に自信が持てたような気がしているところです。私の家族は自分の畑で取れた野菜を毎日沢山たべていますので、これも橋本先生が言う野菜の力ではないかと思う毎日であります。

最近の物価の値上がりは、みなさんも困っている事でしょうが、なかなか下がらない諸物価の高騰は農家の経営をも直撃しています。農家が使う農業資材の値上げりは大変です。とりわけ、美味しい米や野菜を育てる有機肥料の高騰は去年の倍の価格になったものもあります。野菜を作る農家の人たちは、これからは作るよりも買って食べるようになってくるのではないかとさえ言いはじめているところです。

今まで自家野菜を作って食べていた農家の人たちが、米や野菜を作らずに買う方になったら、日本の食料の自給率は上がるどころか下がる一方になってしまいます。そして橋本先生などが唱えている野菜の力も少なくなりそうな気がしてなりません。

私の家では今年も昨年と同じように沢山の野菜を作る計画をしています。みなさんに野菜を沢山食べてもらえるよう頑張っていますよろしくお願いいたします。

 

この記事をシェアできます...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です