5月15日、坂口地区の小麦畑で防除作業を行いました。
小麦の穂には、上の写真のように白い花がついています。この時期に「赤かび病」の防除のために殺菌剤の散布を行います。赤かび病は高温・多湿の条件で発生しやすく、この病原菌が作る「かび毒」が健康被害を起こすことがあるそうです。野出島プロジェクトで作っている農産物のうち、菜種、ソバは農薬を使用していませんが、小麦のみ年1回農薬を散布しています。
作業は2組に分かれて、それぞれ片道数10mの畑の中を、麦をかき分けホースを引きずって行ったり来たりします。朝6時からの作業なので、雨具を履いてないと朝露でズボンがびしょ濡れになります。
ある1枚の畑だけに妙に雑草が多いのに気が付きました。去年はこんなことはなかったのに、なんでだ?
どうやら去年、この一角だけに撒いた豚ぷん堆肥に混じっていた草の種が原因のようです。こんなこともあるんですね。(な)