今年の夏も猛暑日が長く続いて大変厳しい夏でした。皆さんは如何お過しだったでしょうか。田舎の方では9月に入ってからは朝夕だけはやっと涼しさを感じるようになりました。東北の米は9月になってからのこの涼しさが米の味を増してくれるのです。 最近の米不足や米の高騰でこれからの食料事情がどうなるのか大変心配です。田舎では高齢化が進むと共に後継者が減っているために作物作りの人たちが毎年減るばかりであります。これは今日までの減反や低米価による国の政策の誤りであることが誰の目にも明らかになって来ました。そして国の方では今度は大規模な大型農業ばかりを進めようとしていますが、日本の農業の現状は山間へき地での農業が農地全体の7割を占めているわけですから、日本政府が幾ら大型農業を叫んでも無理な話です。皆さんに安定供給するためには山間へき地の農業を守ることが日本農業にとって非常に大事になってきているのです。そのためにはどうしても農家への個別所得補償制度の確立がなければ需要に応じた安定供給が出来ないことを物語っています。今回のコメ騒動から日本の米政策が大いに反省していただきたいものであります。
さて、今年はそっちこっちで水不足による災害や猛暑による災害が起きて大変な事が起きていますが、私の方の稲作は良い天候と適度な雨に恵まれまして、上の写真の様に豊作が確実です。彼岸過ぎた頃には収穫になりますので出荷も間もなく出来る予定であります。
この度消費者の米の値段が急に上がって驚いていることでしょうが、今までのお米の値段が余りにも安過ぎていたので中小農家の人たちがほとんど米作りを止めてしまいました。生産する農家にしてみれば、今日の値段になってようやく農家経営が成り立つところまで来たと言うところですから、どうかご理解いただきたいと思っています。それにしても5キロで4千500円と言う米の値段は、ご飯茶碗一杯にしてみれば70円そこそこの値段なようですから、ネギ一本80円などから比べればご飯の方が腹持ちも良い事だし、そんなに高い米の値段ではないような気がしています。
わたしは米寿になっても米作りが大好きで田んぼの見廻りをしたりして、この写真の様に頑張って居ます。みなさんに米を送り届けるのも楽しみの一つでありますので宜しくお願いいたします。
