田舎だより 2020年9月号

大変ごぶさたしておりました。久しぶりの投稿です。

遅ればせながら・・・ですが、鈴木さんの田舎だよりが2年ぶりの登場です。(管理者)

 


暑さ寒さも彼岸まで、とよく言われていますが,例年になく暑い夏が長く続いた今年もやっぱり秋の彼岸が明けたら大変涼しくなってまいりました。

 さて、今年は春以来のコロナ騒ぎの中、皆さん如何お過ごしでしょうか、田舎は写真のように田んぼ一面黄金の色に染まり、いよいよ稲刈りの時期を迎えています。私たちの所は、今年は大した災害も無くうれしい喜びの秋を迎えました、わたしも間もなく83歳の誕生日を迎える訳ですが、写真のように今年の秋もコンバインに乗って稲刈りをはじめました。

 

 

そこで一句浮かびました、錦秋の空・稲刈りできる喜びは・我が身の健康、有り難きかな、つたない短歌ですがご笑読いただければ幸いです。

私 が農家を始めた頃は、牛や馬を使っての百姓仕事でした、それでも田んぼが3ヘクタールもあれば勤めなどに行かなくとも専業農家で立派に暮らしが成り立っていました。

ところが、平成の時代に入った頃から米の値段が低迷し、米作りだけでは暮らしが成り立たなくなって、若い人たちは勤めに出ると言う兼業農家でなければ一家の生計がやって行けなくなってしまいました。

こうした状況におされて最近農家を止める農家も多くなってきています、私の家では息子たち夫婦は勤めていますが、幸いにも私たち夫婦が丈夫なためなんとか農業を続けられています。それに又助かることは、毎年新しい便利な機械が出きて来て作業が案外楽しく出来ます、しかし機械代に追われて大変です。

こうして齢をとっても農作業をしていると周りの人たちからは、いろいろな批判もあるようです。お褒めの言葉もあるようですが、あんなに齢をとってまで、などとののしるような言葉もあるようです、しかし私は米を作るのが楽しいし、楽しく働いている親の後ろ姿を子供や孫たちがきっと見ていてくれるだろうと思っています。

また、体を動かすことは自分の健康のためにもリハビリになるような気がして好きな米作りを楽しんでいるところです。

 

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